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2006年 12月 21日
頂き物から展開した思わぬ話を紹介しましょう。
ワイン、ソース、ドレッシング、イタリア七味の詰め合わせです。長野のサンクゼールなる会社の商品でした。それぞれの商品にラベルに社名「St.Cousair」下に印刷してある"I am the vine, you are the branches. John 15:5"に疑問を持ったところから話は始まります。 「わたしはぶどうの木、あなたがたは枝。」 さっぱり判りません。 サンクゼール社のホームページには直接的な解説は見当たりません。 「John」が鍵を握っていると予想して調べると「ヨハネ」の意味もあると。 「ヨハネ黙示録」に該当箇所はありませんが、「15:5」が15章5節を意味することがわかりました。 まもなく「ヨハネ福音書」の15章5節からの引用だと分りました。 (参考)http://ha3.seikyou.ne.jp/home/tenryo/john_50.htm#top 「イエスがぶどうの木で、弟子が枝」と言う例え話で、「弟子であればこそ実を結ぶ=弟子になれ!」と布教活動をしています。ただ、布教活動の枠を外して見方を変えれば『人と人の繋がり』を問うているとも思います。「お互いに人の内にとどまれば実を結ぶ」ってことだと。「人 の内にとどまる」が何を意味するのでしょう?単に繋がりを感じることだけかもしれません。 サンクゼール社のホームページをよくよく見ると、社長の久世氏と奥様の歴史が記されていました。 サラリーマンからの転身→ペンション久世開業→開業2日目に将来の奥様が宿泊→結婚→ペンション経営の大変さ→奥様実家へ→ジャムとの出会い→ジャムを本業に(ペンションの廃業)→ (株)斑尾高原農場発足→キリスト教との出会い→(株)サンクゼールへ社名変更 (参考) 「成熟した大人のための農園」を目指した株式会社サンクゼールの設立25周年記念通信 「サンクゼールチャペルの生い立ち」 「社名変更のメッセージ」 さらに探索を続けていると、ご夫妻がラジオ出演していて1回目がWebで聞けること、そして2回目が今日放送されることがわかりました。 1314KhzOBCラジオ大阪の 毎週木曜日夜19:00~19:15 「VIPアメージングインタビュー」です。Webサイトは http://vip-amazing.com/ 。 1回目の放送をWebで聞きました。PR色が僅かに残っていますが、それよりも二人の物語に聞き入ってしまいます。肉声だからこそ、文字にはしずらい、何かなるほどとうなずける話が聞けました。苦難の時代から現在の隆盛?に至ったのは「主人が夢を語り続けたからだ」と奥様は話します。そこに揺らぎは無い。 会社発足後の悩みやキリスト教との出会いは2回目だそうです。キリスト教との出会いで恐らく視点が変わったんだと思います。そこを是非今日の放送で聞いてみたいです。 オンラインでビデオもみました。「VIPアメージングインタビュー」も見ました。そこに「私はぶどうの木、あなたは枝」なる社歌が流れていました。いやぁ~、一貫性があるなぁ。 まさしく「物語」がビジネスに直結する時代になりましたネ。 私、サンクゼール社から金銭的には何ももらっていません。でも、紹介したい衝動に駆られる。 「物語」から私が学ぶものがる。だから、機会があればサンクゼール社のものを手にするかも。 これが「Web2.0的」な商法なのかもしれません。いや、商法を越えたものなんでしょう。 田舎と都会の関係にも、ヒントを与える何かがあります。
by kempachi
| 2006-12-21 12:42
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